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江刺「百鹿」誕生40年、名物群舞 脈々と
本年産金札米 消費地へ(JA江刺)
JA江刺(小川節男組合長)の本年度「江刺金札米」出発式は9日、江刺岩谷堂の同JA中央精米センターで開かれた。JA職員や配送関係者ら約40人が出席。テープカットと乾杯で出荷を祝い、新米を載せたトラックが愛知県へ向けて出発した。
本年産米の集荷目標は17万2000俵(1俵=60Kg)。同日までに管内のほ場では8割ほどが刈り取りを終えており、雨の影響で遅れが発生しているところが見られるものの、高温や病害虫の影響は軽微で高品質な傾向にあるという。
小川組合長はあいさつで「生産者らの努力があって、安全安心の金札米を全国に届けることができる。JAとして販売努力を続け、大変な苦労をしている生産者へ還元していきたい」と話した。
関係者の前で金札米がトラックへと積み込まれると、テープカットに続き江刺りんごのジュースで乾杯。万歳三唱で見送った。同日はトラック2台で計約25.6tを出荷した。